マスク・オブ・ゾロ



<あらすじ>

19世紀半ば、スペインとメキシコが利権を争うカリフォルニアが舞台。
ホアキンとアレハンドロの幼い兄弟は処刑場である男の登場を待っています。
その男・・・民衆のヒーロー「ゾロ」。
スペイン帝国総督ラファエロ・モンテロが彼を逮捕するため、罠として無実の農民を捕らえ処刑しようとしていました。
ラファエロはスペイン領であったカリフォルニアをメキシコに奪われたことで本国へ帰らされることになっており、ゾロとは最後の対決となります。
罠としりつつも民衆の期待通り、ゾロはやってきます。


民衆のヒーロー・ゾロ参上!

ホアキンとアレハンドロの手助けも受け、待ち伏せた鉄砲隊の罠を打破し八面六臂の大活躍で農民を解放します。
ゾロは兄弟に自分のペンダントを渡し感謝の意を表します。
決闘の末、ラファエロの首に「Z」の傷跡を残し、民衆の声援を受けながらゾロは去ります。


この屈辱・・・忘れんぞ

その時、ゾロの正体が同じスペイン総督府役人ディエゴ・デラ・ベガであると見破ったラファエロは、その夜にディエゴの館を軍隊で包囲します。
ディエゴの妻・エスペランザに横恋慕のラファエロは嫉妬も相まって決闘に至ります。
部下の発砲から夫をかばったエスペランザは死亡し、ディエゴは逮捕されます。
1人娘のエレナもラファエロに奪われ失意のうちに投獄されるディエゴ・・・ラファエロはスペインに帰還、物語は一端幕を下ろされます。


囚われの身となったディエゴ

20年後、有名な盗賊となっていたホアキン・アレハンドロ兄弟。
再び着任したラファエロ軍の将であるハート・ラブ将軍に追い回された結果、兄・ホアキンが捕縛されてしまいます。
捕まることを拒み、自決するホアキンを目の当たりにしたアレハンドロ・・・いまや残っているのはあの日に貰ったゾロのペンダントのみとなってしまいます。


兄の仇となったハート将軍

そのころ、獄中でラファエロが帰ってきたことを知ったディエゴは、かねてから計画していたかのように脱走。
街で失意にくれ、ハートに復讐を誓うアレハンドロと出会います。
「プロのハートに勝ちたければ訓練が必要だ」と彼を説得します。


「そんな剣では犬も殺せまい」

アレハンドロもディエゴがかつての英雄「ゾロ」であることを察知し、ゾロの隠れ家で特訓を受けることになります。
アレハンドロは乾いた砂が水を吸うように剣術・体術を習得、異常ともいえる速度でメキメキと強くなります。


特訓に明け暮れる毎日・・・

ラファエロがカリフォルニアに再び現れたのは、メキシコから密かにカリフォルニアを買い上げ独立国を設立しようとの企みがあったからでした。
その資金となる金塊を掘るために、ある採掘場で農夫や犯罪者は不当に奴隷のように働かされています。
それを知ったアレハンドロは、ハートへの復讐を誓いながらも「二代目ゾロ」になろうとしますが・・・



<寸評>


ヒーローアクションモノの常と言いますか(笑)おかしなところでいっぱいのストーリー展開。
ほんの数日間ほどで何の心得もないアレハンドロの剣術は師を凌ぐほどになるし・・・


「ワシとお前の二人だけ・・・むさ苦しいったらありゃせん」

まずもって、その師匠のディエゴだって20年間投獄されているのに衰えてないし、お互いの剣はなかなかヒットしないのに殴る・蹴るの攻撃はやたらとヒットするし・・・
そんな「?」を考えながら観てもこの作品はオモシロイ♪
パソドブレのに乗って登場する英雄ゾロに胸躍ること間違いなし!



「なんつってもヒーローやけんね!」

アントニオ・バンデラスの野性味あふれる魅力も十分に生かされてます。
とぼけた3枚目の風合いもマッチしていて、緩急入り交じった展開にピッタリだったと思います。


「俺は三枚目風の扱いなのね・・・」

 なんといってもアンソニー・ホプキンスの存在感が際だちますよねぇ。
レクター博士とは完全に別人(顔つきまで)になってるところがスゴイ!と感心しました!!


「当たり前じゃないか、君ぃ」

それにそれに!キャサリン・ゼタ=ジョーンズの愛くるしいことといったら・・・!
なんといってもセミヌードつきだし(笑


もう少し露出して欲しかったなぁ・・・と(笑

最近では立派なオバはんになってしまった彼女ですが、ホントこの作品で時が止まっていて欲しいと思うのは僕だけでしょうか?


「もともと老け顔ってことかしら・・・?」


<出演>

アレハンドロ・ムリエッタ : アントニオ・バンデラス
エレナ・モンテロ : キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ドン・ディエゴ・デラ・ベガ : アンソニー・ホプキンス



by Sinn