|
ショコラ

<あらすじ>
1959年・フランスのとある田舎町ランスケネ。
そこは、小さいながらも敬虔にカトリックの教えを守る村長・レノ伯爵が治める街でした。
日曜には必ず全員が教会に出かけ、毎日のように礼拝する・・・
そんな秩序と因習の村へ、赤いマントを被り外国を転々と旅するヴィアンヌとその娘・アヌークがやってきます。

「部屋を貸してちょうだい」
ヴィアンヌは到着早々につぶれたパン屋を大家・アルマンドから借り受けます。
掃除改装をすすめ、せっせとチョコレートショップの開店準備を始めます。
よそ者が来たと知ったレノはヴィアンヌのもとを訪れます。
「村にようこそ!歓迎致します。ぜひとも日曜に教会へいらしてください」
と作り笑顔で誘うレノを、「そんな私に必要ないモノ、行きませんわ」と軽く一蹴してしまいます。

チョコレートショップ・マヤのオープンで〜す♪
ただでさえ聖なる断食期にチョコレートショップをオープンさせようとしているヴィアンヌを良く思っていないたレノ。
「誘惑に負けないように!」
とチョコレートショップへ立ち入らないよう村人に警告します。

「イースターまでに閉店だな!」
レノの妨害のせいでオープンしたチョコレートショップへの客足は鈍く、たいした売り上げはありませんでした。
・・・・が、ヴィアンヌには不思議な能力がありました。
甘いチョコレートの薫りに引き寄せられた何人かのお客さんの好みをズバリ言い当て、チョコで家庭の問題まで解決してしまうのです!
そんなこともあって、徐々に店の隠れファンを増やしていきます。
やってくる少数の客の中に、ジョゼフィーヌがいました。
彼女は、夫・セルジュから毎日のように暴力をうけていましたが、友達もおらず、誰にも話せずに悩む日々でした。
ヴィアンヌのチョコを食べたのをキッカケに、その優しさにほだされたジョゼフィーヌ。
とうとう家を逃げ出しチョコレートショップの店員として住み込みで働くようになります。

もう・・・我慢できないわ
何も知らないレノは、セルジュの苦情を鵜呑みにして、ヴィアンヌにジョゼフィーヌを家に返すよう説得に来ます。
しかし逆にドメスティック・バイオレンスの事実を知らされることとなり、面目も丸つぶれ・・・
レノは必ずセルジュを改心させ謝罪させると約束します。
レノは村長として自分の威信をかけ、彼を教育しますが結局失敗に終わります。
完全に妻に捨てられたセルジュ・・・彼は酔った勢いでジョゼフィーヌを取り返しにチョコレートショップの寝込みを襲撃しますが、逆に撃退されてしまいます。
このことも相成って村長の威信はガタ崩れになります。

「なんとかしなければ」・・・・悩める村長・レノ
「もっと何か大きなことをやらないと、このままでは村をとりまとめていけなくなる」
レノがそう思い始めていた矢先、街の河原にルーが率いるヒッピー集団「川ねずみ」が流れ着くのですが・・・

俺たちゃ、嫌われ者なのさ・・・
|