プラクティカル・マジック

 ヒマがあっても金がない。

金があってもヒマがない。


どっちがマシなんでしょう?

そりゃ両方あったら最高ですがね♪

さてさてこの二大女優、どっちがお好みですか?


<あらすじ>


 オーウェンズ家の200年ほど前の祖先、マリア・オーウェンズには生まれつきの不思議な魅力と魔力がありました。
その力のせいか村中の男を虜にしていまいます。村の女性達は、その力自体を恐れていたことと夫を奪われ嫉妬に駆られ、マリアを「魔女」として絞首台にのせます。
刑は執行されますが魔力のせいかロープが切れ、マリアは助かってしまいます。
このことでより魔女として確信され、結局島流しになってしまいます。


 
マリアは恋人の子を身籠もっていましたが、誰も助けに来る男性はいませんでした。
マリアは自分自身に「もう恋はしないように」と魔法をかけますが、悲しみのあまり魔法は歪んでしまって呪いとなります。
「オーウェンズ家の女性を愛する男性は死ぬ」と・・・

現在でも、マリアの血を受け継いだオーウェンズ家の女達には不思議な魔力が備わっています。
当然、例の呪いも・・・


 オーウェンズ家の末姉妹で姉・サリーと妹・ジリアンの両親も例外ではありませんでした。
まだ幼かった頃、幸せいっぱいの家庭は父親の急逝とその死を追った母の死で幕を閉じます。
両親の死後、ふたりは叔母・ジェットとフランシスの屋敷に暮し始めます。


 
サリーはオーウェンズ家の歴史と魔法を学ぶうちに、大切な人を失ってしまうことを知ってしまいます。
「恋なんてしない、魔法も使わない」と心に誓い、かわりに理想の男性像をノートに綴っていました。
「パンケーキを裏返せる人、片方がグリーンで片方がブルーの目を持つ人」・・・
それは絶対に存在しないかわりに自分も傷つかない幻の男性像でした。


 一方、妹のジリアンは、姉とは対照的にまだ経験したことのない「恋」を追い求める女の子でした。
セクシーな女性に成長したジリアンはある日、村の男と駆け落ちしてしまいます。
ジリアンはその後、男をとっかえひっかえの生活を繰り返すことになります・・・


 保守派だったサリーもやがて年頃になると、同じ村の青年・マイケルと恋が芽生えます。
トントン拍子に結婚し新居をかまえ、やがて2人の娘を授かります。

 
幸せな家庭でしたが、ここにもマリアの呪いが襲いかかります。
死番虫が鳴くある晴れた日に、マイケルは暴走するトラックに轢かれて亡くなってしまいます。
途方に暮れるサリーですが、娘とともに叔母の屋敷に帰ることにします。


 
遠く離れて暮らしながらも、サリーとジリアンはこの世で唯一完壁に分かり合える存在として、お互いを大切に思っていました。
やがてサリーの元を放蕩中のジリアンが訪れます。
久々にあったジリアンになぐさめられ、ようやく落ち着き始めるサリー。


その何日か後、突然ジリアンからSOSの電話が入ります。
聞けば、現在交際中の彼氏ジミー・アンジェロフに暴力をふるわれているとのことですが・・・


<寸評>

 書くよ!って言ったら結構知らない人の多い作品でビックリしました。
誰でも知ってるサンドラ・ブロックと今をときめくオスカー女優ニコール・キッドマンが主演のSFファンタジーです♪

 批評を聞くに「設定がおかしい・無理がある」との声が多いようですが、そりゃアンタなんつっても出だしから「魔女の家系」の話なんだもん。そんなこと、当たり前っしょ!
ドイツ系のサンドラとアイルランド系のニコールの姉妹・・・当然似てません(爆

そんなこと気にしないでいいんです!展開されるままに観てたらいいんです。
ツッコミは要りません。ほら、オモシロイでしょ♪


 
保守的だけど才能豊かで優秀な魔女をサンドラ・ブロックが、姉に劣等感を覚えつつも自由奔放に生きる妹をニコール・キッドマンが・・・
この点においては似合いすぎてて配役勝ちな気すらします♪

 
「ガラスの仮面」のなかに登場する「ふたりの王女」というシリーズをご存じでしょうか?
極貧の象徴・北島マヤと、誰もが認めるお嬢様・姫川亜弓が実生活と正反対の配役をもらうというストーリーですが、この作品も配役逆にして「2」ってでたらオモシロイのに・・・なんて思いませんか?

<出演>

サリー・オーウェンズ : サンドラ・ブロック
ジリアン・オーウェンズ : ニコール・キッドマン


<評価>
1回観てちょうだい! ☆
☆ です
今だと凄い額のギャラが動きそうですなぁ(爆

by Sinn