パイレーツ・オブ・カリビアン



<原題> 
Pirates of the Caribbean : The Curse of the BLACK PEARL

<あらすじ>

霧のたちこむカリブ海・・・
ジャマイカ提督ウェザビー・スワンの船に乗船していた一人娘の幼いエリザベスは、海賊に憧れを抱く少女でした。
甲板で海を見ていたエリザベスは、ふと、波間を漂う少年ウィル・ターナーを発見します。

近くには弾薬庫に火がついて沈没寸前の船もあり、艦内は騒然となります。
引き上げられた少年にはまだ息があったため看病するように言われたエリザベス。
ウィルの首にかけられていたメダルのペンダントに気付き、引き寄せられるように手に取ります。


このペンダントは・・・・?

それはドクロを象った黄金のペンダント・・・
ウィルが海賊だと悟ったエリザベスは、こっそりと自分の首にかけてバレないように隠します。
慌ただしい甲板上で何げに海を見たエリザベスは、航行する漆黒の戦艦「ブラックパール」を見てしまいます・・・
が、ブラックパール号は濃霧の中へ消えていくのでした。

カリブ海の港町ポートロイヤル・・・
あれから8年が経ち美しく成長したエリザベスは、子供の頃に手に入れた黄金のメダルを今でも大切に身につけていました。
あの日助けた少年ウィルも精悍に成長し、同じ町で鍛冶屋として生活し、同時に剣の腕も独学で磨いていました。
お互いに密かに想いを寄せ合う二人でしたが、身分の違いを感じていたウィルは感情を押し殺してエリザベスに接するように努めていました。


美しく成長したエリザベス(キーラ・ナイトレイ)

その日、砦では英国海軍艦長ノリントンの提督昇進式典がおこなわれることになっていました。
その直前、沈みかけたボートを捨てて港に上陸した男がいました。
海賊船長ジャック・スパロウ。
ジャックは海賊の身でありながら単身ポート・ロイヤルに潜入し、英国海軍が誇る高速艦インターセプター号を奪おうとします。



上陸するキャプテン・ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)

同じ頃、砦の上ではエリザベスがノリントン提督の求婚を受けていましたが、エリザベスはロンドン仕込のコルセットで体調を崩し、砦のある崖から海へ転落してしまいます。
運良く岩のない場所に着水できたエリザベスですが当然のごとく気絶しており、海底へ沈んでいきます。
そのとき、海水に呼応するように胸のペンダントが奇妙な波動を放ちます。
一連の様子を港から見ていたジャックは海に飛び込みエリザベスを救出します。
しかし船着場に這い上がってきたスパロウ船長を迎えたのはノリントン提督とその配下の兵士たちで、ジャックは海賊行為の罪によって追われることとなりますが、とっさにエリザベスを盾に逃走します。


海賊だから何でもアリだぜ!

逃走中、鍛冶屋に逃げ込んだジャックはウィルと剣を交わします。戦いはほぼ互角でしたが、ふいをつかれたジャックは海軍に確保されただちに牢屋にぶち込まれてしまいます。
その夜、メダルの鼓動を聞きつけて沖からブラックパール号が姿を現わし、キャプテン・バルボッサ配下の海賊がポート・ロイヤルに襲いかかる。
町は冷酷な海賊たちに蹂躙されます。ウィルは剣を手に、勇敢に敵に立ち向かいます。
だが、奇怪なことに海賊たちは心臓を剣で貫かれても倒れることはなく、決して死ぬことはありません。
海賊達は町の財宝には目もくれず、エリザベスを探し出すとバルボッサのもとに連れて帰ります。


ブラックパール号に拉致されたエリザベス・・・


海賊達はジャックの捕まっている牢屋にも押し入ってきます。
どうやら知った仲のようですが、捕まっているジャックを笑い飛ばすだけで逃がしてやることなくその場を立ち去ります。


メダルを渡すことを条件に町から出て行くことを取引したエリザベスでしたが、提督の娘であることを隠すため想いをよせるウィルの姓をつかいエリザベス・ターナーと名乗ったことが裏目に出ます。
バルボッサ達は彼女を拘束し、ブラックパール号で隠れ家へと逃走してしまいます。

翌日、さらわれたエリザベスを救うための行動に二の足を踏んでいる海軍にシビレを切らしたウィルは、何か知っているであろうジャック・スパロウに面会し、手を組むことを決意しますが・・・



<寸評>

海賊モノはウケない・・・なんでこんなジンクスがあるんでしょう?
「キャプテンハーロック」だって「ワンピース」だって素敵で単純にカッコイイじゃん♪
でもこの作品がこんなジンクスを打ち破るんじゃないでしょうか?
なんと言ってもオモシロイんですもの♪


成功の秘密は・・・やはりデップくんを中心に据えたコトでしょう!
今までのジョニー・デップのイメージを覆しまくる楽しい作品でした。
デップくんが嬉々として演じる一匹狼の海賊キャプテン・ジャック・スパロウに度肝を抜かれちゃうこと請け合いです♪
なんてったって常に「(σ・∀・)σ ゲッツ!」の姿勢ですから・・・ココ、よくみてください(爆



「お父さん、海賊やってみて」って子供に言われたから・・・(マジ話)

これまでは暗い&重く繊細な主人公を演じてきた彼が放つ新境地ですが、上手い人はなにやらせても上手いってコトですね♪
飛んで、跳ねて、殴られて・・・思いっきり海賊してました!ただし手足は伸びたりしませんけど(爆



港、港で顔がブレるほどに殴られまくる・・・(笑

敵役キャプテン・バルボッサを演じるジェフリー・ラッシュも死ねなくなった海賊を好演。
ジャック・スパロウとは対極のキャラでありながら、死ねない体という設定のなか、海賊であることを外さない演技はサスガ!です。



存在感ありすぎるほどの悪役ぶり・・・

可哀想なのは、この2人に挟まれたオーランドだったのでは・・・
アクションシーンや殺陣では動くも良く、最後にジャックを逃走させるために暴れるシーンは見応えがありましたが、常にデップくんの影に怯えていたのではないでしょうか?
どうも目立たなかったように思うのは僕だけ??「ロード・オブ・ザ・リング」ではあんまり喋らないからこんなもんか!?




オーランド : 「おい!目立ちすぎだぞ、コノヤロー!」
ジョニー : 「えー、そんなん言われたってなぁ・・・」


キーラ・ナイトレイも健康美で美しさをアピール!でしたが、いかんせんディズニー映画。
宝の持ち腐れのように露出シーンがありません。
海賊モノだよ!?脱がされちゃったりくらいしてもいいじゃん!
・・・かなり残念です。思っていたよりシャクレだったし・・・(爆



海賊どもー、頑張れー、脱がしてまえー!(爆

音楽も素晴らしく、サントラまで買ってしまいました。
なんにせよ、この夏の映画のなかでは一番のように思います♪

観て損は無いでしょうが、乳映画度はほぼ無いですから・・・

<出演>

ジャック・スパロウ : ジョニー・デップ

ウィル・ターナー : オーランド・ブルーム
エリザベス・スワン : キーラ・ナイトレイ
キャプテン・バルボッサ : ジェフリー・ラッシュ





by Sinn