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シャイニング

<あらすじ>
マイアミ州コロラドの山間深くに建つ「展望ホテル」オーバー・ルック・ホテル
ジャック・トランスは支配人のスチュアート・アルマンと会い、そこに管理人として住み込む話を進めていた。
管理人としての仕事とは、冬季5ヶ月の間常に最小の暖房を入れ、建物の傷みを最小限に防ぐことだった。

営業中の「展望ホテル」
「仕事としては楽なもんさ、ただ孤独と闘うことになるがね」
何気なく、意味ありげに話すスチュアートに
「大丈夫だ。新作小説を執筆するのには、かえって好都合だ」
と、豪語するジャック。
冬の孤独さを認識させるため、スチュアートは10年前に実際起った惨劇を話し始める。
自分の前任者が雇っていた真面目な管理人・グレーディが、一種の閉所恐怖症に陥ってしまったこと・・・
そしてその末に妻子を斧で殺し、自分も猟銃で自殺してしまったこと・・・
しかし、それを聞いてなおジャックは言います。
「家内は喜ぶと思います。何しろ幽霊や恐怖映画が大好きですから・・・」

「大船に乗った気でいてくれよ!」
その頃ジャックの家では、息子ダニーが母親ウェンディと食事をしながら浮かない顔をしていた。
友だちのいない彼だったが、自分の中にトニーという人格がおり、そのトニーがホテルに行く事に賛成していないというのが理由だった。

気乗りしないんだよ・・・
ダニーの脳裏には幻想とも幻覚ともつかない恐ろしい光景が浮かぶようになっていた。
どこかの建物のエレベーターから濁流のように流れ出る大量の血と、廊下に立つ双児の少女・・・
とにかくダニーには、嫌な予感が絶えなかった。

双子の意図するものは何なのか・・・
オーバールックホテルが冬季閉鎖に入る日、トランス一家三人は大自然の中に建てられたオーバー・ルック・ホテルに到着した。
ホテル内を案内してくれた黒人の料理主任・ハロランには喋らなくとも意志を疎通できたり、未来や過去のことが見えたりする不思議な超能力「シャイニング」が備わっていた。

「おぬしもなかなかやりますな・・・」
この能力が使えるのは自分と祖母だけと思っていたハロランは、ダニーの能力の高さに気付き、驚くのだった。
二人だけになったとき、ハロランにそんなの話を聞いたダニーは、唐突に237号室のことを訪ねてみた。
なんとなく嫌な雰囲気がする237号室・・・
何げに聞いたダニーに、彼は顔色を変え驚きの表情を見せるだけだった。
「あの部屋には、何があるの?」
「ない、あんな部屋にはなにもないんだ!」
と、必死になって否定するハロラン・・・

それでも気になる237号室・・・
この冬、コロラドは記録的な豪雪に見舞われることとなる。
完全に隔離されてしまったトランス一家の孤独な生活が始まったのだった・・・
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