シモーヌ



<あらすじ>


過去10年間、監督した映画が全て失敗に終わっている男・ヴィクター・タランスキー。
起死回生を狙った新作を撮影中だったが、モデル出身の主演女優であるニコラ・アンダースから一方的に降板を言い渡される。


「売れないってわかってる映画に興味ないわ」

いい演技をするが、高飛車でプライドの高いニコラ。
売れないであろうヴィクターの映画に見切りを付け、契約違反をとなえ一方的に撮影所を去ってしまった。
そしてこれが原因で、離婚した元妻でもある制作プロデューサー・エレインにも解雇を言い渡されそうになる。


「もう、いい加減にしなさいよ!」

ある晩、彼のファンだという奇妙なソフトエンジニアのハンク・アリーノと出会ったヴィクター。
”ワガママで法外な金を要求する人間の役者は不要”との考えを持つハンク。
8年かけてあるプログラムを完成させたと彼に報告し、コレを生かせるのはヴィクターしかいないと熱弁を振るう。
本物の女優を越えたCG女優「Simulation ONE」・・・
「腫瘍を患っているため、返事は今週中に」と迫るハンクを当然無視するヴィクターだった。


「あと一週間の命なんです・・・」

一週間後・・・
家を抵当に入れ、作品にニコラの代役を投入して完成を試みるヴィクター。
しかし、売れない映画監督の作品に出てくれるような女優はそうそう見つからない・・・


「なんで俺の作品を嫌うんだよ!?」


途方に暮れていたヴィクターのもとをハンクの代理人と名乗る男が訪問してくる。

「ハンクは亡くなりました」

と彼に告げ、渡すように言付かっていたというハードディスクを手渡すのだった・・・


「これが究極の女優・・・??」

9ヶ月後、代役を使ったヴィクターの作品は大喝采を浴びる。
ニコラの代役である全く無名の新人女優は、マスコミや評論家の心を鷲掴みにした。


本物を越える「Simulation ONE」・・・SimONE

彼女の名はシモーヌ。
それは、銀幕に降り立った女神のようであった・・・



<寸評>



声はジェーン・フォンダ、体はソフィア・ローレン。
オードリー・ヘップバーンと天使を合わせたような顔立ちでグレイス・ケリーの優雅さを持つ女優・・・


クリックひとつでどんな女優の要素も・・・

現実にはありえませんが、CGだからいいんです!


って作品ですね♪
レイチェル・ロバーツは確かにCGっぽい演技をこなしていましたし、内容もオモシロイと思います。
(特典映像で普段のレイチェルをみると、ちゃんと演技してるのがよく理解できます)


課題は「いかにCGっぽく表現するか」ですな

『ガタカ』を作った監督だけあって、その色彩感覚や世界観は相通じているところがあります。
好きな人にはたまらない一本であることは間違いないでしょう。

ところで、その監督のアンドリュー・ニコルはインタビューで・・・



・・・と言っていましたが、だからって嫁にするとは・・・やはり、次にやるなら監督業に尽きますねぇ♪


マフィアか刑事以外のアル・パチーノはなかなかお目にかかれませんが、今回のコミカルな役も当然の如く上手です。
彼、ここんところは憔悴する役どころばっかりな気がしますね(笑


もう、俺も歳なんだよな・・・

レイチェルも良かったのですが、もっと印象に残ったのはウィノナ・ライダーでした。
地でやってるのかも知れませんが、あの高飛車女優っぷり・・・
このところお目にかかる機会が少ない彼女ですが、さすがに演技は確かだなぁと感心しました。


演技じゃなくて、普段通りのことなのよ♪

鑑賞途中でふと思い出しましたが、大黒摩季もデビュー当時はCGだとか言われてましたよねえ♪
映画の宣伝が始まった頃、監督は思った以上に日本通なのか?と思ったりしました。
もしかすると、シモーヌはかつての日本が世界に誇るCGアイドル『時祭イブ』がモチーフとか!?

 知らない人、スマン・・・


しかし!映画を観て、その考えは一気に払拭されました。


だって・・・
























どこの新聞やねん!

これですから(笑




アル・パチーノ
レイチェル・ロバーツ
ウィノナ・ライダー





By Sinn